原始、眼鏡は太陽だった。
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ヂル眼鏡生活・15日目
今日は最終日、色々あったけど、楽しかったです。僕のところを去っていきますが、あなたの人生の中で僕と言う人間がいた事をこれから先、少しでも思い出してくれたら僕は幸せです。ありがとう、さようなら。


(次の共同生活者のもとへテレポートする寸前の眼鏡)
| 眼鏡の旅〜チッチ編 | 21:55 | comments(0) | trackbacks(180) |
ヂル眼鏡生活・14日目


僕「 おい!眼鏡!早まるな! 」

○「 死ぬ!ワイは死ぬ!このままこの車が発進するまでここおる! 」

僕「 じれったい!落ち着け!ちょっとトイレのぞいただけだろ!? 」

○「 羞恥の極みや!ベスト羞恥ーニスト賞や! 」

僕「 あれはマジで悪かった!いるとは思わなくて…。 」

○「 あんな姿見られてこれから生きていくなんてでけへん!それやったら野グソ見られた方がマシや! 」

僕「 あんまり変わんねーぞ!むしろ野グソの方が恥ずかしい! 」

○「 死ぬんや!早よアイドリングストップ解除せい! 」

僕「 完全に止まってる状態だから! 」

○「 いや、もっとエエ死に方があるかもしれへん! こんなじれったいのはイヤや!キスだけじゃイヤや! 」

僕「 というか、死ぬな! 」

○「 死ぬ!老衰で死ぬ! 」

僕「 老衰ならいいよ。 」

○「 わかった。 」
| 眼鏡の旅〜チッチ編 | 23:53 | comments(2) | trackbacks(0) |
ヂル・眼鏡生活13日目
昨日は飲み会があり、眼鏡も同席させたのですが、お酒を飲んだりお話をしてるうちに眼鏡の事をすっかり忘れていて、かまってあげられませんでした。帰り道、眼鏡はいつもより無口でした。

朝、いつも同じ布団で寝ている眼鏡の姿がありませんでした。テーブルの上には置手紙。







さ、探さないでください?何故?家出?そんな馬鹿な。いてもたってもいられなくなり、家を飛び出しました。くつもはかずに。

はだしだったので、冬のコンクリートの冷たさが身にしみました。しかし昨日僕が眼鏡に対してふるまった行動は、この冷たさの何倍だったんだろう。やりきれない切なさがさらに僕の体温を下げてゆきます。しかし僕は走りました。眼鏡とこんな形で終わりたくない。終わらせたくない。

いつだったか 心斎橋に行ったね。

いつだったか 傘を届けてくれたね。

いつだったか ねこともお話したね。

いつだったか ビリヤードもしたね。

思い出がこみあげてくる。色鮮やかできれいで、いつ思い出しても笑顔がこぼれてくるような、そんな楽しい思い出。それがセピア色になるなんて、考えられない。朝の冷えた街を走る、走る、走る。

眼鏡の行きそうなところを全て見たのに、どこにもいない。もう眼鏡は僕の事を見てないのかな。そのレンズの向こう側にいる人は、誰−−。

性も根も尽きて家に戻る。これからの眼鏡のいない生活を考えるだけで吐き気がこみあげてくる。僕の中にたまったものを全て吐き出せば楽になるのだろうか。ふらついた足でトイレに入る。





眼鏡がうんこしてた。
| 眼鏡の旅〜チッチ編 | 22:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
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