原始、眼鏡は太陽だった。
<< ヂル眼鏡生活・11日目 | MAIN | ヂル眼鏡生活・14日目 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
ヂル・眼鏡生活13日目
昨日は飲み会があり、眼鏡も同席させたのですが、お酒を飲んだりお話をしてるうちに眼鏡の事をすっかり忘れていて、かまってあげられませんでした。帰り道、眼鏡はいつもより無口でした。

朝、いつも同じ布団で寝ている眼鏡の姿がありませんでした。テーブルの上には置手紙。







さ、探さないでください?何故?家出?そんな馬鹿な。いてもたってもいられなくなり、家を飛び出しました。くつもはかずに。

はだしだったので、冬のコンクリートの冷たさが身にしみました。しかし昨日僕が眼鏡に対してふるまった行動は、この冷たさの何倍だったんだろう。やりきれない切なさがさらに僕の体温を下げてゆきます。しかし僕は走りました。眼鏡とこんな形で終わりたくない。終わらせたくない。

いつだったか 心斎橋に行ったね。

いつだったか 傘を届けてくれたね。

いつだったか ねこともお話したね。

いつだったか ビリヤードもしたね。

思い出がこみあげてくる。色鮮やかできれいで、いつ思い出しても笑顔がこぼれてくるような、そんな楽しい思い出。それがセピア色になるなんて、考えられない。朝の冷えた街を走る、走る、走る。

眼鏡の行きそうなところを全て見たのに、どこにもいない。もう眼鏡は僕の事を見てないのかな。そのレンズの向こう側にいる人は、誰−−。

性も根も尽きて家に戻る。これからの眼鏡のいない生活を考えるだけで吐き気がこみあげてくる。僕の中にたまったものを全て吐き出せば楽になるのだろうか。ふらついた足でトイレに入る。





眼鏡がうんこしてた。
| 眼鏡の旅〜チッチ編 | 22:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| - | 22:45 | - | - |









 
http://megane-blog.jugem.jp/trackback/53
NEW | TOP | OLD